【感想】『どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン』

どうかご自愛ください 読書記録
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こんにちは!ちゃちゃです。

今日の記事は、

『どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン』

の読書記録です。 

個人的読んでよかった度 ★★★☆☆

  • 『どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン』
  • 著者:ユン・ホンギュン
  • 訳:岡崎暢子
  • 発行所:ダイヤモンド社
  • 発行:2021/7/13
  • ページ数:341P



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『どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン』はどんな本?

表紙をめくると、

「あなたは、自分を愛せていますか?」

と一文があります。

ドキッとしませんか?

本書は、「自尊感情」について詳しく書いた本です。

ところで、「自尊感情」とはなんでしょうか?

自尊感情は、「自分自身をどのように評価するか」と定義されています。

すなわち、「自分をどれだけ愛せているかの指標」とも言えます。

そして最近よく耳にする、

「自己肯定感」と同じだと本書で説明されています。

本書は、全7章に分かれています。

ところどころに、自尊感情を高めるためにすべきことのワークがあります。

立ち止まって考えることで、ただインプットするだけでなく、

より自尊感情に向き合えますよ

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著書の「ユン・ホンギュンさん」について

本

ユン・ホンギュンさんは、韓国の精神科医であり、自尊感情専門家です。

本書を訳した岡崎暢子さんは、

『あやうく一生懸命生きるところだった』や

『今日も言い訳しながら生きてます』などの翻訳もしています。

最近、本屋さんで目にすることの多い本ですよね。

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印象に残ったところ3選

印象に残った部分を3か所紹介します。

この世のすべての愛情は関心から始まります。(中略)自分を愛することも同じです。自分がどんな人間なのか、どのように生きてきたのかに関心をもたなければなりません。

41ページ

この文章のあとのワークが、

「自分について書く」でした。

長所、短所、得意なこと、苦手なこと、人から褒められること。

愛情の始まりは関心をもつこと。

「愛の反対は無関心」という有名な言葉がありますが、

その反対には気付いていませんでした。

まずは、自分を知ることから始めよう!

自分を愛せないことは本当につらいものです。気に入らない双子のきょうだいと四六時中、一緒にいるようなもので、何もしていないのに責められている気分がして悲観的になります。

一方、自分を愛せればその逆のことが起きます。一人でいても大好きな友達と一緒にいるようにくつろげて、さみしくも退屈でもありません。迷ったときも、愛する「私」にアドバイスを求めることができます。いつだって一人ぼっちではありません。

43ページ

自分を愛せない=気に入らない人と四六時中一緒にいるようなもの

自分を愛せる=大好きな友達と一緒にいるようにくつろげる

この表現がすごく分かりやすいです。

漠然と、自分を愛せるほうが生きやすいだろうとは思っていましたが、

この具体的な表現で、自分を愛したい!とより強く感じました。

心の傷は過去のことである。それを脳が完全に理解できるようにしてやるのです。

272ページ

誰しも心に多少の傷はあるでしょう。

心の傷は普段は表面に出てこなくても、

ふとした時に姿を現します。

心の傷が表面に出て来て、不安を感じるのは、

過去と現在を脳が混同してしまうことが原因です。

しかし、すべての心の傷は過去のこと。

「全部過ぎたことだ、今は大丈夫」と自分自身の

脳に声をかけ続けることが有効だそうです。

なるほど、と納得しました。

『どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン』はこんな方におすすめ

  • 自尊感情について理解したい方
  • 自分自身を愛する方法を知りたい方
  • 自尊感情を高める具体的なワークに取り組みたい方

本書は、自尊感情についてかなり詳しく分かりやすく書いてある本です。

しかし、冒頭で☆3つとしたのは、

中盤が私にとっては難しく読みづらく感じたからです。

もう少し時間をおいて、また読み返してみようと思います。

ひとこと感想

ひとこと感想

「自分を愛したい」その一言です。

ワークを少しずつすすめます!



ここまで読んでくださり、ありがとうございます!

よかったら読んでみてください。

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